投稿日:2006-10-24 Tue

大きな美ら海水族館を出ると、近くに小さな施設が2つ並んでいる。
ウミガメ館とマナティー館である。
大盛況の美ら海水族館に比べて、ひっそりと佇む2館の中は閑散として寂しげだ。
だけど人ごみの中を歩いてきた私達にとっては、このユルイ感じがたまらなく居心地が良かった。
どちらかが「そろそろ行こうか」と言い出すのを待っている。二人とも動く気配は無い。
そこには亀が泳いでいる。ただそれだけなのに。
たった二人の水族館。
しばらくボーッと無言で佇んでいたが、やっと歩き出した。
充電完了。
外は少し光が差してきていた。

行きには気付かなかった大階段の花を愛でながら、駐車場へ向かう。
そして、駐車場の風景に思わず笑った。

どれが我が家のマーチやら・・・。
「わ」ナンバーの同系型車の陳列会と化していた。
ピッ♪
遠隔キー操作に可愛く反応した1台。
今回の旅の相棒だ。
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投稿日:2006-10-24 Tue

壁一面に貼り付けられたサメの皮を「なるほど、鮫肌ってこうゆう肌触りを言うのか」なんて触りながら進んでいくと、「サメ博士の部屋」に辿り着く。
ここは、サメに関する情報が集結されたサメ尽くしの部屋。

じっくり勉強すれば誰もがまさに「サメ博士」になれそうだ。
根性の無い私には遠い博士への道のり・・・今回は丁重に辞退させていただこう。
・・・。

外に出ると相変わらずの曇り空。
ボンヤリと対岸に伊江島(イエジマ)が見えた。そこにオットの幼馴染が居る。
「おーーーい!近くまで来たよー!」と電話片手に島に向かって手を振るオット。
間違いなく見えてはいないだろうが、電話越しに旧交を温めたようだ。
泳いでも行けそうな距離に感じるのに、台風の余波の影響で連絡船が出ない今・・・なんとも遠い国のように感じてしまう。
「こっちは今、帰れなくなったダイバー客でいっぱいだよ。海に潜ることも島を渡ることも出来ないから軟禁状態でさぁ、朝からみんな飲んでるよー。」
そんなオットの友人の話に、離島に行く予定を入れなくて良かった・・・と、心底思った。
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*画像に写っている人物は関係ありません。
投稿日:2006-10-24 Tue
15:00 私達はまた巨大な水槽の前に戻っていた。
これから待ちに待ったジンベエザメの食事タイムが始まる。
ジンベエザメが食事をする・・・
ゆっくり旋回しながら大きく口を開け、魚を海水ごと飲み込む。
・・・、私はそんな姿を安易に想像していた。
だけどそうではなかった。
ジンベエザメは垂直に食事をするのだ!

大きな体をゆっくりと起こし、綺麗に1本のラインに。
海面の餌を一気に吸い込み、エラのような部分から海水を吐き出す。
勢い良く吐き出された海水が白い煙のようにジンベエを取り巻く。
ジンベエのこの姿勢、上から人工的に餌が撒かれるから?
いいや、違った。
なんとこれが自然本来のジンベエザメの捕食スタイルなのだ。
自然の海では魚を追いかけて食べるより、魚を1箇所に追い詰めて下から一気にすくい上げる方が効率的なのだ。
つまり私がイメージしていた「旋回しながら食事する」姿こそ、実は不自然な姿だったのだ。
どうしてそんなイメージが私に残っていたのか。
昔の美ら海水族館では、ジンベエザメは旋回しながら食事をしていた。
しかしそれは、水槽が小さいあまり垂直になって食事することが出来なかった為編み出された食事方法で、巨大な水槽に移された今、自然本来の捕食スタイルが戻ったのだという。
きっと、いつかのテレビで昔の水槽での捕食シーンでも見たことがあったのだろう。
巨大な体を何度も起こして食べる大迫力の食事シーンを目の当たりにし、いい意味で期待を裏切られた私達は、だんだん白く濁ってきた水槽を後にした。
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*画像に写っている人物は関係ありません。
投稿日:2006-08-14 Mon
14:30 オキちゃん劇場にてイルカショー。まずは自己紹介。次々と可愛いイルカたちが紹介されていく。
オキちゃん劇場と言うくらいだから、オキちゃんが居ると思ったのだが、そうではないらしい。
名前は忘れてしまったが、3種類のイルカが2頭ずついた。
そして、順に挨拶代わりの豪快なジャンプを披露してくれる。

水中からイルカが飛び出す度に会場から歓声が沸き上がる。
しなやかな体がキラキラと水を散らし舞い上がる。
右から、今度は左から、と次々に水中から姿を見せるイルカたち。
思わず童心に帰って胸が高鳴る。

うんしょっと。
客席に一番近いところにある小さなステージに、水中から1頭のイルカが前ビレを上手に使って登ってきた。
上半身を台に乗せ、また前ビレを使って弾みをつけて前進。
得意げに尾を上げてポージング。
軽くニッと口を開けて笑顔を見せるところがニクイ演出だと思った。
可愛い過ぎる。

その後も次々と細かな芸を披露してくれるイルカたち。
インストラクターのおねえさんの指示をよく聞いて健気である。
私たち観客から拍手を受け、いそいそとご褒美の魚を貰いに行く姿もまた可愛い。
突然インストラクターのおねえさんがウェットスーツに身を包み、プールに飛び込んだ。
ふわっ。と水面に立ち上がる。
なんとイルカがおねえさんを乗せて泳いでいるのだ。

客席から「おおーっ」という驚きの声と、拍手が送られた。
そのままスーーと客席の前を通り過ぎ、くるりと中央でUターンしたかと思った次の瞬間!
ポーンッと空中におねえさんが投げ飛ばされた。
イルカの背に立っていたおねえさんが今は空中を飛んでいる。
そして綺麗に着水した。・・・まるでイルカのように。
水中に潜ったおねえさんを、またイルカが水面へと持ち上げ支える。
高らかに手を挙げ客席に向かって誇らしそうに振る。
観客からの惜しみない拍手が鳴り響く。

ショーはいよいよクライマックスを迎えていた。ステージからクレーンが伸び、乗っている人が差し出した棒の高さまでイルカをジャンプさせようというのだ。
グングンと伸びるクレーン。なかなか高さがある。
ピタリと止まり、サッと棒を出した。
ザンッ!勢い良くイルカが飛び出してきた。
なんとも見事な大ジャンプ!悲鳴にも似た歓声が沸き起こる。
イルカの跳躍力の凄さを見せ付けられる。・・・凄い。
こうして15分のイルカショーは、あっという間に終わった。
ぞろぞろと会場を後にする人々。・・・みんな笑顔だった。
この後、隣接するイルカスタジオにて、知られざるイルカの生態や能力について実物のイルカを使って紹介してくれる催しがあるのだが、私にはどうしても見たいものがあり、また美ら海水族館へと戻って行った。
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*画像に写っている人物は関係ありません。
投稿日:2006-08-13 Sun
【カフェ オーシャンブルー】巨大水槽『黒潮の海』に隣接するカフェで、ゆっくり泳ぐ魚たちを見ながら食事を摂ることが出来る。

しかし、ここもやはり混雑している。
と、ちょうど運良く席が空いた。
私は席に残り、オットが並んで注文しに行ってくれた。
選んできたのは、ゴーヤーサンドとタコライス。
かなり軽食だが味はまぁまぁ。
それより店内の雰囲気に癒される。水槽ライトで青く染まる店内がなんとも神秘的なのだ。
さて、いつまでもマッタリしていたいところではあるが、
14:30からの『オキちゃん劇場』を見に行かなくっちゃ。と、いそいそと席を立つ。
一旦、水族館を出てイルカのプールへ向かうのだが、出口への途中、深海の海コーナーを通った。
ここでは普段見る事の無い深海魚や深海ザメを見ることが出来る。
しかし、私が一番衝撃を受けたのは・・・、
コーナー入り口に置かれていた大王イカ(※1)のホルマリン漬。で、でっかい。
両手を思い切り広げても足りない。
漁に出て、こんな巨大イカに襲われたらさぞ恐怖だろう。
長い触手で締め上げられたら一体どんな力なのか。
調べてみると、生きた姿は未だ見られていないらしい。
ますます想像が膨らむ。
オバケイカとしておとぎ話に出てくる理由が解るような気がした。
ほとんど真っ暗な深海コーナーを進んでいくと、人だかりが出来ていた。
覗いてみると、サメの卵と書いてある。もっとよく覗いてみると、白い殻のようなものの中で何かが動いた。
はっ。サメだ。
手のひらにすっぽり収まるくらいの小さなサメがいた。
ちょうど腹側から見ているんだ。すごい、初めて見た。
なんだかちょっと感動する。
オットにもこの感動を共有してもらいたい。
そう思い、辺りを見渡すが見当たらない。
・・・、一緒に歩いてきたはずのオットが行方不明だ。
いたいた。出口付近で行われていたサメの歯を紹介している話に夢中になっていた。
一概にサメの歯といっても種類によって創りは様々で、
小型カメラを使ってモニターに映し出されたサメの歯の細かい部分を解説してくれるのだが、「へぇー」と思うことが多く面白い。
気付くと私も引き込まれていた。
例えば、硬い物を噛み砕いて食べる種は、まるで巻貝のような形をした頑丈な歯が生えている。
また、鋭い歯を持ったサメは、その歯の裏に新しい歯を5枚も隠し持っている。
定期的に新しい歯にシフトチェンジしていくらしいのだ。
歯こぼれしても、新しい歯が半永久的に生えてくるのだ。
なんとも羨ましい仕組みである。
説明が終わったあとは、実際に手にとって触れることが出来た。
ズッシリとした感触や、鋭い歯の痛さなど、子供たちに混ざって嬉しそうに体験してみる。
単なる歯だけだが、さすがにサメの歯、持つと恐ろしいものだ。
さぁさぁ、オキちゃん劇場が始まってしまう。急がなくては。
(※1)
深海にすむ巨大なイカで、その大きさは理論上では最大30mクラスのものも存在するという化け物イカだ。公式な記録上に残っている最大の大王イカは、全長17m、触手を広げて22m、目玉の直径が40cm、吸盤の直径10cmとの事だ。しかし現在までその生きている姿を撮影された事の無いミステリー生物でもある。
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*画像に写っている人物は関係ありません。
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